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太師父,児童相談所にまめ太の保護を求めにいった話(2)|まめ父|note

互联网 2021-04-23 23:06:54

第一話はこちら

「すぐに児童相談所へ行ってください。」

親身になって相談に乗ってくれるソーシャルワーカーさんのこの言葉は、すなわち病院でできることの限界を示していた。

「まめ太くんの手術があるわけではないので、お母さんが入院になっても一緒に入院させるといったことは基本的にはできなくて...」

病院側からすれば至極当然の話だ。この病院は、他県からも重篤で緊急な患者が救急車やドクターヘリで搬送される小児医療の最後の砦。ましてや、コロナの影響吹き荒れる2021年冬だ。まめ太を受け入れる余裕などないのは当たり前だった。ただ、ソーシャルワーカーさんも事の緊急性を理解されていた。だからこそ、保護命令が下せる児童相談所へすぐに行くよう伝えてくれたのである。

病院から児童相談所へ向かう道すがら、先週のことを思い出した。

先週は、2月とは思えない程の季節外れの暖かさだった。春の訪れを告げる陽気に誘われ、親子3人で広い公園へ行った。レジャーシートを広げ、サンドイッチをほうばった。水筒に入れたお茶は、少し熱めで、ちょっと苦かった。時より近くを駆け抜ける電車にまめ太は歓声を上げ、私達が投げるフリスビーを見てはケラケラ笑っていた。このまま春がやってきて、3人が4人になると思っていた。

しかし、あの暖かな日差しはやはり季節外れだったのだと言わんばかりに、今日は2月の北風が吹きすさぶ。重く落ちそうな曇天の下、霧のような雨が道路を濡らしていた。児童相談所の保護命令が下れば、妻が管理入院になっても生活は成り立つかもしれない。しかし、一家3人はバラバラの場所で生活することになる。コロナ禍で病院や施設が面会禁止を命じている現状では、場合によっては施設から出られるまでまめ太と一切会えなくなることもありうる。

もし面会禁止だったら、まめ太は一人、寂しさに耐えられるだろうか。

まめ太をなんとかしてこの腕で守り続けてやりたいと願う本能と、まめ太を看護できる施設に保護してもらうことこそまめ太を守ることだと考える理性。二つの相容れない感情がケンカしているうちに、私達は児童相談所に辿り着いた。

児童相談所は、街中の巨大な商業施設群の片隅にある。子どもたちが集う総合児童施設なるものに併設されているのだが、親子連れで賑わうキラキラした入口ではなく、職員用とも思える事務的な裏口の奥、虐待防止ポスターの張られた扉の先にあった。

受付の人に病院から紹介された旨を伝える。「少しお待ちください」と廊下にあるブースに案内される。天井の蛍光灯は、何本か切れており、やや薄暗い。簡易なパーテーションの奥では職員がせわしなく動き回っていた。

「何から伝えればよいのだろう」と頭を整理していると、先程の受付の方が聞き取りに来られた。てっきり担当の方が来ると思っていたので少し面食らった。最初はそういうものかと思い、経緯を少しずつ伝える。

まめ太の医療的ケアの状況、妻の管理入院の可能性、すでに保健師さんに相談の上で受入施設がないと言われていること、病院にも入院できず保護命令の下せる児童相談所に案内されたこと。。。

「ご実家は頼れないんですか?」「お父さんは休めないんですか?」

いままで何回も繰り返されてきた質問に回答する。

「実家は遠方かつ就労中、介護中で...」「私は既に看護で有給を使いきっており、月単位で休むと家計が...」「医療的ケアの状況から仕事を休まず看護するのは厳しく...」

子どもを守りたいと願う親が、子どもを守れない状況を伝えるのは、想像以上にしんどかった。

こども病院に入院させて頂けることがベストだと思っているのですが...と伝えると、担当者がやって来た。

「では、とりあえず病院の担当の方に連絡すれば良いですね。」

担当者は挨拶のあと、なんとたった一言だけで席をたった。忙しかったのかもしれないが、担当者と話した時間は、本当に30秒ほどだった。

軽い!軽すぎる!

「相談はお受けいたしましたので、病院との連絡がつきましたら先程の担当者から連絡します。」

保護に値する状況かどうかの確認は行われ、担当者はついた。しかし、保護については「病院に依頼をすれば解決する」と判断されたようだった。

確かに児童相談所からの保護命令なら、その”依頼”で入院できるのかもしれない...まめ太がかかりつけのこども病院に入院できれば、親としては安心この上ない。さらに、妻も入院しているので、同時に二人の面会に行くことができる。それが最もベストな選択肢なのは間違いない。

しかし、もしこども病院が受け入れてくれなかった時どうなるのだろうか?他の施設に依頼をかけることになった場合に、医療的ケアの状況の聞き取りをしていないのに大丈夫なのだろうか?

漠然とした不安を抱えたまま、私達は児童相談所を後にした。

後日、この不安は的中することになる。(続く)

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